ブロックチェーン技術がジャニーズのチケットに導入!今後どう変わる?

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5月から東京・グローブ座で行われる「JOHNNY’S Experience」にて
ブロックチェーン技術を活用したチケット・入場システムの実証実験が行われると公式サイトで発表されましたね。

チケット申し込みを考えている私たちにとってあまりにもわからないことが多すぎる…!

「ブロックチェーン技術を用いたチケットはこれまでとどう違うの?」
「転売の抑止になる?」

こんな疑問を、できるだけ難しい言葉を使わずわかりやすく調査していく内容になっているので参考にしてみてください♪

この記事は5月のジャニエクのアプリの記事です
サマパラで発表されたアプリについてはコチラ
Johnnys Ticketアプリとは?多名義多ステ勢や転売ヤーはピンチ?!

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ブロックチェーン技術で今までのチケットとどう変わる?

ジャニーズ事務所は今回のブロックチェーン技術の導入の目的を以下のように説明しています。

ブロックチェーン技術を活用することによりチケットの流動を主催者側で把握することが可能になり、不正入場やチケット転売防止を図ります


ジャニーズ事務所

ブロックチェーン技術自体に関する説明は下記のブログが分かりやすかったです。

ブロックチェーンとは?注目の新技術を初心者にもわかりやすく解説 - システム開発のプロが発注成功を手助けする【発注ラウンジ】
ブロックチェーンは、仮想通貨ビットコインとともに開発された技術です。管理者のいないP2Pネットワークにおいて、情報の正確性や透明性を担保できる技術として注目を浴びました。その後、仮想通貨以外の分野にもブロックチェーンの技術は応用されています。本記事では、ブロックチェーンの概要や注目された背景、メリット・デメリット、活用...

今までのジャニーズのチケットは
・チケットは当選者本人が管理
・当選者本人のみ入場が可能

これが今回のブロックチェーン技術の実証実験によるチケットでは
・チケットの流れを主催者側が管理
・当選者は同行者へチケットを分配
・来場できなくなった場合は家族や友人にお譲りが可能

になると公式が発表しています。

チケットはアプリを使用しての受け取りになります。スマホを持っていない方やスマホが古い方はこれを機に購入して準備おきましょう!

今は使った分だけお支払いすればいいだけの格安スマホもありますよ!

メリットは?

これまではチケットを持っていていけなくなった場合、fc規約上では他人へのお譲りができなかったです。

このご時世だからいついけなくなるかわからないもの。いつ行けなくなるかわからないのにチケットは譲っちゃダメと言われて不安で体調を崩しそう!

でもこのシステムならそんな時でも規約違反とならず堂々と家族・友人にお譲りができるのです。(=リセール)
これが今回の実証実験の一番わかりやすいメリットではないでしょうか?

また分配ができるため、同行者との同時入場でなくて良くなりますね。

デメリットは?

逆に現時点で分かっているデメリットは、座席がアプリ上に表示されるため紙チケットに引き換えられない?!という点です。

手元に紙のチケットが残らないの、寂しいですよね〜

また1アプリに対して1チケットを分配するので、お譲りしてしまったチケットの方が座席が良くても選べませんね。

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ブロックチェーン技術は転売の抑止になる?

不正入場やチケット転売防止を図ります

ジャニーズ事務所はこうは言っていますが、

「チケットのお譲りが可能になったなら転バイヤーたちがこれまでよりチケットを転売しやすくなったんじゃないの?」
という疑問が生まれますよね。

ブロックチェーンの仕組みがどういう点で転売の抑止になるのでしょうか?
実はブロックチェーン技術を用いたチケットの転売防止策はすでにいくつかの場所で採用されているのでそれになぞらえて見てみます。

・チケットの受け取りは専用アプリ

これまでブラウザ上での確認だったチケットが、ブロックチェーン技術を用いたチケットでは専用アプリの利用になります。
事務所が作るのか、外部のシステムを利用するのかは不明ですが。

いま既にあるチケット転売防止のシステムの中に、仮想通貨や銀行等のアプリと同じように、1名義に対してSMS認証などにより1つの端末・個人情報(アプリ)が紐付けられるものがあります

こうなるとたくさん名義を持っている人はこれまで1つの端末で複数操作できていたチケットを、1端末では受け取れなくなる…?

「Ticket Peer to Peer」という転売防止チケットシステムでは、このようなシステムがあります。

 

ブロックチェーンの機能により、各アドレスごとにブロックチェーン上のトランザクション(送金処理に相当する)を受け取っているか否かが分かる。受け取っていないチケットは「有効」、受け取ったチケットは「無効」とする。例えば、イベント会場でQRコード読み取りによりチケットを検札すると、その時点でチケットのアドレスにトランザクションが送られて「無効」になる。

同様に、もしチケットが転売されているのを誰かが発見した場合、NEMブロックチェーン上でトランザクションをそのチケットのアドレスに送信することにより(これは、NEMウォレットがあれば誰でも行える操作である)、チケットを無効化できる。つまり、チケット転売の通報と無効化を同時に行える。さらに、「誰が通報して無効化したのか」もブロックチェーン上に改ざんできない形で、つまり異論が出ない形で記録される。

ここで、転売の第一発見者に対してブロックチェーン上で報酬を送金することにより、通報のインセンティブとすることができる。それぞれのチケットの最初の通報者に限り報酬を送ることができるので、通報に関する不正や異議は発生しにくい仕組みとなっている。なお、通報者に対してどのような報酬をいくら送るのかはサービスの範囲外で、イベント主催者側の裁量となる。

ブロックチェーンでチケット転売防止、京大発スタートアップLCNEMの「Ticket Peer to Peer」

こんな仕組みもあるんですね!
転売の抑止になると期待できるかもしれませんね!

下記ブログ記事ががさらに読みやすく興味深かったです。

ちけっとピアツーピアの解説
本日、NEMブロックチェーンを使ったチケット管理システム「ちけっとピアツーピア」を公開しました。 これはもともとBlockChainJam2018のためにサイト埋め込み型のチケットシステムを作る目的で始まったのですが、ア ...

・ブロックチェーン技術を用いたチケットの流れの追跡

ブロックチェーン技術により、主催者はチケットごとの取引のデータを時系列順にチェーンのように連ねて管理することが可能に。
怪しい取引があればそのアカウントに紐付いた個人情報ごとBANするなどの対処もありえるということですね!(主催者次第ですが)

例えば

何回も当選しているにもかかわらず自分は行かず毎回他人にお譲りしているアカウント

などは危ないかもしれないですね〜。
AIは賢いので、パターンで判断できそうです。

 

ブロックチェーン技術はこのようにしてチケットに活用されています。

日々テンバイヤー達は様々な抜け道をくぐり抜けているので抜け道はあるのかもしれませんが少しは期待できそうかも…?

上記はあくまで現在ある技術を用いたらどういうことが考えられるか?と言う予想なので、今回のジャニーズのチケットに当てはまるとは限りません。
相違があっても責任を負いかねます。

まとめ

ブロックチェーン技術のチケットに関して、これまでと違う点、そして現在の状況を踏まえて予想される展開を書きました。

事務所公認で行けなくなったチケットを他人にお譲りするのが可能になった事は嬉しい事ですね!

実証実験なのでまだまだ「ジャニエク」のみでの実施のためわからないことが多いですが、少しでも転売が減り行きたい人がいけるコンサートの実現を願います

どんなアプリが来るかわかりませんが、あまりに古すぎるスマホだとチケットのアプリが非対応かも?

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皆さんが当選しますように〜!

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